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東北ILC推進協議会では、6月19日(木)に仙台市内で、2025年度総会を開催しました。
当日は、30会員にご出席いただき、事前に議決権行使書を提出された136会員(オンライン参加を含む)と併せて、166会員の参加がありました。
【総会】
開会あいさつでは、冨永 悌二 共同代表から、ILCを取り巻く最近の状況のほか、「ILCの実現に向けて、国際協議を本格化させるための環境整備が不可欠であり、文部科学省や研究者による各国政府や研究者との意見交換は継続的に行われているが、日米欧が足並みを揃えてILCの具体的推進に向かう段階には未だ至っていない。今こそ具体的な戦略と行動が求められていると認識している。」と述べました。

また、増子 次郎 共同代表が議長を務め、次の議案についてご審議いただき、原案どおり承認されました。
第1号議案 2024年度事業報告並びに決算について
第2号議案 2025年度事業計画(案)並びに予算(案)について
第3号議案 国際リニアコライダーの日本誘致に関する決議(案)について
総会の後、高エネルギー加速器研究機構 浅井 祥仁 機構長を講師に迎え「ILCの現状と挑戦」と題して、ILCの技術の挑戦や応用展開、国際協議を本格化させるための環境整備の取組、欧州戦略のほか海外の動向などついてお話をいただきました。

当協議会は引き続き、ILC誘致に向けた様々な取組を進めてまいりますので、ご支援とご協力の程、よろしくお願いします。